泉房穂氏とひろゆき氏をめぐる「新党」の話題は、国政で新しい政党がすぐに候補を並べる動きだと思われがちです。
ところが、2026年10月末時点の動きの中心は、2027年統一地方選に向けた首長候補の公募です。[2][3]
この記事では、泉房穂氏と「新党」の現在地をわかりやすく整理し、誰が対象なのか、どんな約束を掲げるのかを図解で説明します。


新党と聞くと、すぐに国政選挙へ出る組織だと思ってしまうね。

いま公表されている募集は、2027年の統一地方選で知事や市長などを目指す人が対象です。
結論:いまの中心は、統一地方選の首長候補を募る取り組みです
泉房穂氏は兵庫県選挙区選出の参議院議員で、各派に属しない議員として経済産業委員会に所属しています。[1]
泉氏は2011年に明石市長に初当選し、3期12年間を務めた後、2023年に市長を退任しました。[1]
現在、政治団体「ひろゆき&いずみ新党(仮)」として、2027年統一地方選の首長候補を募集しています。[3]
ここで大事なのは、募集の対象が国政選挙ではなく、地域の首長選だという点です。[2][3]
| いま公表されている動き | 内容 |
|---|---|
| 組織の呼び方 | ひろゆき&いずみ新党(仮)・ひろゆき&いずみプロジェクト |
| 主な対象 | 2027年統一地方選の首長候補 |
| 進め方 | 公募、選考、政策のすり合わせ、約束の文書化、応援決定 |

募集の対象は、知事・市長・区長・町長・村長です
公募の対象は「国政ではなく」「地方議員ではなく」、首長候補に絞られています。[2]
首長とは、都道府県なら知事、市なら市長、町や村なら町長・村長という、自治体のトップです。
東京都では、特別区の区長候補を別枠で募集しています。[5]
それ以外の地域では、知事、市長、町長、村長の候補を募る仕組みです。[4]
このため、今回の動きは国会議員を増やす公募ではなく、自治体のトップを目指す人を集める取り組みとして進んでいます。[2][4][5]
東京都の特別区の区長候補と、それ以外の首長候補は、応募する窓口が分けられています。[4][5]
東京都の特別区では中央区、台東区、墨田区、大田区、世田谷区など、11区の区長候補を募集しています。[3][5]
住む地域ごとに選挙の対象は異なりますが、知事、市長、区長、町長、村長という首長に焦点を当てる点は共通です。[2][3]

衆議院や参議院の選挙ではなく、まずは地域のトップを目指す人が対象なんだね。

はい。

国の政治とは別に、地域の予算や条例を動かす首長選から始める形です。

候補者を決めるまでには、5つの段階があります
候補者選びは、応募からいきなり支援を決める形ではありません。[3]
まず応募を受け付け、書類選考と個別面談を行います。[3]
次に、候補者と政策をすり合わせ、掲げる約束を証書にします。[3]
その後に、応援するかどうかを決めて公表する流れです。[3]
応募期間は2026年10月21日から11月30日までと案内されています。[2][3]
応募した人が全員、候補予定者として紹介されるわけではありません。
選考と政策のすり合わせを経て、応援の決定まで進む仕組みです。[3]
掲げる中心は「約束を守る政治」です
プロジェクトは、候補者が有権者と交わす約束を、期限と実行方法まで具体化する形を掲げています。[3]
約束の設計として、期限を決めること、予算案や条例案の提出を目指すこと、公証役場で証書を作成することを示しています。[3]
さらに、約束が果たされなかった場合の違約金1,000万円も、仕組みの一部として記載しています。[3]
第一弾のテーマは、次の3つにまとめられます。
| まとまり | 掲げる内容 |
|---|---|
| 子育てと学校 | 子どもの社会保険料、いじめ対策、生理用品の無償化 |
| 家族の支援 | 養育費の確保と親子交流の支援 |
| 地域の暮らし | 人と動物との共生 |
子どもの社会保険料では、国民健康保険の子どもの均等割を軽くするための予算案提出を、取り組みの例として掲げています。[3]
いじめ対策では、担当窓口の開設や条例案の提出を打ち出しています。[3]
生理用品では、公立学校での常備に必要な予算案の提出を例にしています。[3]
養育費の確保と親子交流では、支援策に関する予算案の提出を掲げています。[3]
動物との共生では、人と動物の暮らしに関する条例案の提出を挙げています。[3]
一つの大きなスローガンだけではなく、自治体の予算や条例に結び付く形で、候補者ごとの約束を作る構成です。[3]
これらは、候補者が当選した後に予算案や条例案の提出を目指すという形で示されています。[3]
実際に何を実行できるかは、選挙の結果と、その後に各自治体で進む予算・条例の手続にかかっています。
「新党」という言葉だけで、国政政党と同じ動きだと決めない
「新党」という言葉から、国政選挙で全国に候補者を立てる組織を思い浮かべる人もいるでしょう。
しかし、現在の候補者募集は、2027年統一地方選の首長候補に限定されています。[2][3]
国政選挙や地方議員選挙を対象にした募集は、現在の募集内容には書かれていません。[2][3]
そのため、いま見えているのは「地方の首長選で、約束を具体化した候補者を支援する」という段階です。[3][4][5]
政治組織の名前と、国会で活動する会派の名前は同じ意味ではありません。
新しい政治組織の看板と国会内の会派の違いは、次の記事で整理しています。
地域の首長選に目を向けると、住んでいる市や県で何を優先するかが、より具体的な約束として見えます。
たとえば子育て、学校、家族への支援、生活環境は、国の制度だけでなく、自治体がどのような予算案や条例案を出すかによっても形が変わります。
今回のプロジェクトは、その地域ごとの選挙で、期限と内容を書面にする仕組みを前に出しています。[3]
だからこそ、国政の政党名だけを追うのではなく、どの地域の首長選で、どんな約束が示されるのかを見ることが中心になります。
今後に注目したいのは、誰がどの首長選に出るのかです
2026年10月21日時点の候補予定者が紹介されています。[3]
一方で、全国公募は11月30日まで続く予定です。[2][3]
このため、現時点では候補者の募集、政策のすり合わせ、約束の証書化という準備が進む時期だといえます。[3]
注目点は、どの自治体で、どの首長選を対象に、どの約束を掲げる候補が応援決定まで進むのかです。
泉氏が明石市長として地域行政を経験してきたことと、今回の首長候補公募は、地方から政治を変えるという打ち出しでつながっています。[1][3]
まとめ:現在地は「地方の首長選へ向けた候補者公募」です
泉房穂氏をめぐる「新党」の動きは、政治団体「ひろゆき&いずみ新党(仮)」による首長候補の公募として公表されています。[3]
対象は2027年統一地方選で、国政や地方議員ではなく、知事、市長、区長、町長、村長を目指す人です。[2][4][5]
候補者は応募後に選考と政策のすり合わせを受け、約束を文書化した上で応援決定へ進む構想です。[3]

あわせて読みたい
参考文献
[1] 参議院「泉 房穂」
[2] 泉房穂公式サイト「10月21日(水)午後1時半よりライブ配信を行います」
[3] ひろゆき&いずみプロジェクト「約束を守る政治」の実現




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