【図解】「当選確実」はなぜ開票0%で出るの?出口調査の仕組みを3分で完全解説!

「当選確実」のアイキャッチ画像。テレビ画面に「当選確実」のテロップが表示され、周りに投票箱、チェックマーク、統計グラフのアイコンが配置されている。 投票のしくみ
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<span class="blue">くるパパ</span>
くるパパ

サトミちゃん、いよいよ投開票日が近づいてきたね!

テレビの選挙速報を見てると、いつも不思議に思うことがあるんだ。

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

くるパパ、こんにちは!

いよいよですね!

不思議に思うことって何ですか?

<span class="blue">くるパパ</span>
くるパパ

うん、投票が締め切られた午後8時になった瞬間、まだ1票も開票されていないのに「〇〇さん、当選確実です!」って速報が出るじゃないか。

あれは一体どういう仕組みなんだい?

まるで未来予知みたいで、いつも驚いちゃうんだよ。

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

あはは、確かにそうですよね!

未来予知みたいで面白いですよね。

でも、あれにはちゃんと科学的な仕組みがあるんですよ。

この記事を読めば、くるパパも「当選確実」がスッキリ解決しますよ!


この記事の結論

「当選確実とは?」の要約図解。開票0%でも当選が分かる、出口調査で統計学的に判断、99%以上の精度だが完全ではない、という3つのポイントが表示されている。
当選確実の3つのポイント
<span class="red">サトミ</span>
サトミ

この記事では、以下の3つのポイントを解説します

  • ポイント1:開票0%でも当選が分かる「出口調査」の仕組み
  • ポイント2「統計学」を使った科学的な判断方法
  • ポイント3「当選確実」外れたことはあるのか?

なぜ開票0%で「当選確実」が分かるの?

出口調査の4つのステップ(投票所で調査→データ集計→統計学的判断→当選確実を発表)を示すフロー図。
出口調査の流れ

結論

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

開票前に「当選確実」が分かるのは、出口調査という世論調査の一種を使い、統計学的に当選者を予測しているからです。

なぜわかる?

すべての票を開票しなくても、一部の有権者の投票行動調査することで、全体投票結果を高い精度で予測できるからです。これを統計的推定と言います。

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

出口調査流れは以下の通りです

  1. 投票所で調査投票を終えた有権者に、どの候補者や政党に投票したかを尋ねます。
  2. データ集計:集めたデータをすぐに集計し、各候補者の得票率計算します。
  3. 統計学的判断:集計結果を統計学的に分析し、当選が確実かどうかを判断します。
  4. 当選確実を発表当選確実判断された候補者を、テレビや新聞で速報として発表します。

たとえば

料理味見をするのと同じ原理です。

鍋の中のスープを全部飲まなくても、スプーン一杯分を味見するだけで、鍋全体の味付けが分かりますよね。

出口調査も、一部有権者という「スプーン一杯分」を調査することで、全有権者という「鍋全体」の投票結果を予測しているのです。

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

この出口調査は、新聞社やテレビ局が合同で行うことが多いんですよ。

だから、午後8時になると各社一斉「当選確実」報道できるんです!


セクション2:どうやって「当選確実」を判断しているの?

出口調査の結果を示す円グラフ(候補者A:40%、B:30%、C:20%、D:10%)と、信頼区間(37%〜43%)の説明図。
統計学的判断の仕組み

結論

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

「当選確実」は、出口調査の結果から信頼区間という統計学的な範囲を計算し、他の候補者と得票率重ならない場合に判断されます。

どうやって?

出口調査はあくまで一部の有権者からの回答なので、必ずしも実際の結果と完全に一致するわけではありません

そこで、統計学を使って「実際の結果は、おそらくこの範囲に収まるだろう」という信頼区間を計算します。

信頼区間を計算する理由は以下の通りです:

  • 誤差を考慮するため出口調査には、調査対象の選び方などによる誤差が必ず含まれます。
  • 予測の精度を高めるため信頼区間を使うことで、99%以上という非常に高い確率で当選者を予測できます。
  • 科学的な根拠を示すため:単なる「勘」ではなく、統計学に基づいた客観的判断であることを示します。

たとえば?

ある選挙区で候補者A出口調査での得票率40%だったとします。

この結果から信頼区間を計算したところ、「37%〜43%」という範囲が出たとします。

一方、の候補者の信頼区間が、いくら高くても37%未満だった場合、候補者Aの得票率が他の候補者を上回ることが確実になります。

この時点で、メディアは「候補者A、当選確実」判断するのです。

<span class="blue">くるパパ</span>
くるパパ

なるほど!

ただの多数決じゃなくて、ちゃんと数学的裏付けがあるんだね。

これなら信頼できそうだ。


「当選確実」が外れたことはあるの?

当選確実が外れた3つの事例(2024年沖縄県議選、2012年衆院選、統計学的誤差)を示す図解。
当選確実が外れた事例

結論

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

実は、ごくにですが、当選確実外れたことがあります。

精度は99%以上と非常に高いですが、100%ではありません。

なぜ外れるの?

当選確実れる主な理由は以下の3つです:

  1. システムエラー:得票数を集計するシステムに手違いがあり、ったデータが表示されるケースです。
  2. データ入力ミス:調査員がデータを入力する際に、候補者を取り違えるなどの人為的ミスです。
  3. 統計学的誤差出口調査サンプルが偶然ってしまい、実際の結果と大きく異なるケースです。

過去の例

実際に、2024年6月に行われた沖縄県議会議員選挙では、共同通信社が落選した候補者「当選確実」ってじる事例がありました。

これは、選挙システムの操作ミスが原因だったと報告されています[1]

また、2012年衆議院議員選挙でも、日本テレビとTBSが落選した候補者を誤って「当選確実」と表示するミスがありました[2]

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

このように、当選確実は非常に高い精度を誇りますが、絶対に外れないわけではないんです。

選挙速報を見るときは、そういった可能性も頭の片隅に置いておくと、より楽しめるかもしれませんね!


まとめ

当選確実の仕組みをまとめた振り返り図解。出口調査で判断、統計学的に計算、99%以上の精度、稀に外れることも、という4つのポイントが中央の「当選確実」の円の周りに配置されている。
当選確実の仕組みまとめ
<span class="red">サトミ</span>
サトミ

この記事では、以下の3つのポイントを解説しました

  • ポイント1「当選確実」は、投票を終えた有権者への出口調査によって判断される
  • ポイント2出口調査の結果を統計学的に分析し、99%以上の高い精度で当選者を予測している
  • ポイント3精度は非常に高いが、システムエラーや人為的ミスによりごく稀に外れることもある
<span class="blue">くるパパ</span>
くるパパ

いやー、長年が解けてスッキリしたよ!

これで選挙速報が100倍しめそうだ。

サトミちゃん、いつもありがとう!

<span class="red">サトミ</span>
サトミ

良かったです!

選挙の仕組みを知ると、政治がもっと身近に感じられますよね。

くるパパ、週末は一緒に選挙速報しみましょう!


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<span class="red">サトミ</span>
サトミ

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参考文献

[1] 読売新聞. (2024年6月18日). 共同通信社が沖縄県議選挙で落選候補を「当選確実」と判断し誤報…20紙が誤って掲載.
[2] 日本経済新聞. (2012年12月17日). 日テレとTBSが当確ミス 衆院選、新潟3区や千葉4区.

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